シニアへの道
ドリーム獣医科クリニックも14年目をむかえようとしています!
時間がたつのはあっという間ですね😢
かわいい子猫や子犬の時期もあっという間!
今回は老犬、老猫ちゃんのシニアへの変化についてお話しますね!
まずは猫ちゃん編です🐱
🐱毛がぼそぼそになる
猫ちゃんは本来、自分でグルーミングします。
年齢とともにグルーミング行動が減ることで
抜け毛をうまく処理することができず、気がついたら毛玉でいっぱい!なんてことも。
また、体の水分量が減って、慢性的な脱水や腎機能障害などにより毛がぼそぼそになったりも。
💡チェックポイント
毎日体を撫でるだけ!
「昔より毛がパサついているかな?」
と感じたらサインです!
🐱飲水量が増えた
昔と比べ、水を飲む量が増えた!
おしっこの量が増えた!
老齢とともに慢性腎機能障害、甲状腺機能亢進症、糖尿病などいずれも水を飲む量が増え、尿量も増加します。
💡チェックポイント
普段の水を飲む回数、量を毎日チェック!
🐱ご飯を食べる時顔を傾ける(食べにくそう)
なんとなく口が臭う…
それが飼い主さんが最初に気づくサインかも!
わんちゃんより、猫ちゃんのハミガキを毎日行っている方はぐっと減少します。
でも、猫ちゃんたちも当然歯垢が歯石化し、歯周病になるのです。
できれば定期的に口腔内ケアをして、重度な歯周病になる前に予防してあげましょう
ご飯を美味しく食べられるのは健康維持にもとても大切です。
💡チェックポイント
ご飯を食べる姿を見ましょう!
変な食べ方してる!噛むときに変な音がする!
などサインかもです!
🐱怒りっぽくなった。良く鳴く
老齢の猫ちゃんには甲状腺機能亢進症という疾患が見られます。
“怒りっぽくなった、良く鳴く。
食欲が増進し、その割には痩せて行く。
飲水量が増加する。性格が活発になる。
毛がパサパサしている。時々下痢や嘔吐をする
などなど。
また肝臓や心臓などにも負担がかかります。
💡チェックポイント
あれ?前はこんなことで怒らなかったのに。
食欲旺盛なのに、痩せてきちゃったなー。
などサインです!
🐱動きが悪い。寝てばかりいる
老齢の猫ちゃんは骨関節炎になるこが多いです。
今は室内で暮らす猫が多いため、ほとんど動かず、1日の大半を寝て過ごすことが多いです。
なので慢性的な運動不足。
関節を適度に動かすことが少なく徐々に歩行に異常がでてきます。
あとは肥満で関節への負担が大きくなります💦
『痛い!』という状態は非常に猫ちゃんにとってはストレス!
日頃から適度に運動をして関節炎の発症を予防することができます!
💡チェックポイント
高いところに登れなくなった!
歩き初めにビッコひく
などサインです!
🐱痩せてきた
老齢になると当然若い時より筋肉が落ち、なんとなく骨ばってくるのは自然の流れです。
でも極端に痩せてきた、もしくは食べているのにどんどん痩せてきた場合には要チェック。
糖尿病、甲状腺機能亢進症、腫瘍など。
これらの疾患は食べているのに痩せてしまうことが多く、食べているから大丈夫とあまり気にしないとなってしまう場合が💧
💡チェックポイント
極端に痩せてきていないか定期的に体重測定を!
お家で計る場合
人間➕猫=◯
◯➖人間=猫ちゃんの体重
となります!
自分の体重チェックとともにいかがですか😊
他にも猫ちゃんそれぞれに違った症状や変化がみられます!
普段からの観察で早期発見や予防に繋がります🐾
ドリーム獣医科クリニックでは
毎年健康診断もしていますので、
シニア期にはいったら定期検診をオススメします🍀
いつまでも一緒に楽しくいたいから、、、
参考にしてもらえると嬉しいです!
カテゴリ:ドリーム通信♪ 2021年2月27日